就職の知識>面接官も人の子なんです

いよいよ、就職試験の面接の時間。
「失礼します！」と、ドアを開けて面接会場に一歩足を踏み入れると、
ズラリっと面接官があなたを待ち構えています。
履歴書を食い入るように見ている人、不機嫌そうな人。
そんな面接官の様子を見て、ますますドキドキしてしまう…

グループ面接などで、各事業の部長クラスの方が数人面接官として
参加することがよくあります。
しかし、面接官のすべてが面接のプロ、というわけではありません。
あなたと同じくらいドキドキしながらも
面接官を務めている人がいるかもしれません。
あるいは、不機嫌そうな顔をした部長さんは、
今朝歳頃の娘におはよう！の挨拶をしてもらえず、
肩をおとして我が家を後にしたお父さんなのかもしれません。

面接する人、面接される人、ではなくて
「面接」というひとつのきっかけを与えられて
その場に席を同じくしたイチ人間とイチ人間の出会いなんだ、
と考えてみてください。
少し、気が楽になりませんか？
礼儀正しく、かつ、臆することなく、
「仕事」についてあなたの考えを、面接官Aに対してではなく、
一個人としていろいろな問題を抱えながらも
目標とする企業で闘うプロフェッショナルであるAさん、
に対して語りかけてみてください。
あなたの言葉は、きっとAさんの心に届くはずです。