就職の知識>自己満足の履歴書になっていませんか？

どんな教育を受けて、どのような能力を持ち、
どのような仕事をしてきたのか。
人事担当者は、一晩かかっても語りつくせないあなたの歴史を、
履歴書や職歴書からしか知ることができません。

あなたの思いの丈を綴るのは大切なことではありますが、
人事担当者は選考にあたって何百、場合によっては何千という
履歴書や職歴書を読まなければなりません。
当然のことながら、正確に、簡潔に、読みやすく。
手書きの場合は、きれいな字でなくてもいいですから、丁寧に。
ワードやエクセルで作成する場合は、
フォントやインデントを工夫して、
ひと目でざっと内容が捉えられるレイアウトに。
書類からでも人柄は判断されます。
シワくちゃの書類を送る人に
秘書の仕事は任せたくないでしょうし、
誤字脱字のある書類を送る人に
文書校正の仕事は頼みたくありませんよね。

また、応募用紙に自己アピール欄がある場合、
絶対に空欄で出さないこと！
そして、「私は○○が好きなんです」「△△が得意です」ではなく、
「○○への興味は御社の××という事業でお役に立ちますよ」
「△△の特技は、御社の××という部門で活用できますよ」と、
常に読み手の立場にたって筆を進めることを忘れずに。